何だか、苦しい。空気だけ入ってきて、抜けないような、充足感と不足感が相容れる状態。
日々の生活も、段々と限界店に近づいている。最低限の生命活動以外の実感をなくしていて、最早自身の充足や不足などを気にしていないようにしか、感じられない。
精神面でも同様に、負の限界まで近づこうとしている。既に負になっている精神をより負にするコンパイル作業を、脆弱な思考―CPUと狭小な視野―RAM、そして逆光な常識―ROMで、一行ずつ丁寧に実行している。
マイナスは、一生オレのモノだ。これまでもこれからも。全てが逆行して、いつか自分の存在が証明できない頃まで、戻る。それが今の理想であり、また予想される未来である。
自分の正の未来を、予測できない…。
「砂嵐の夜に加速して/気付いたら此処は何処か」(ASIAN KUNG-FU GENERATION ; ワールドアパート)